Android2.1 と Android2.2 の 違い

Android2.2 で追加された新機能は以下の通りです。

●新機能
・ホーム画面にアシスタントウィジェットが追加されました。
　何をしたらいいのか解説してくれるそうです。
・電話、アプリケーションランチャ、ブラウザへのアクセスが容易になりました。
　ホームも5画面まで増えました。
・Exchangeの機能が強化されました。
　Exchange経由で工場出荷状態に戻せたり、カレンダーとの同期が可能になったり･･･。
・ギャラリーでは、ズームジェスチャーをすると最近の画像を並べて表示します。
・カメラの撮影時、画面上に表示されるアイコンで
　簡単に各設定が出来るようになります。
・動画撮影時にもLEDが使用出来るようになります。
・Android端末が最大8台までのポータブルホットスポットとなります。
・テザリングが可能となります。
・マルチリンガルで入力する場合、
　スペースキーを上にスライドさせると（？）異なる言語に切り替わります。
・JAVAがV8に対応し、高速化しました。
・Dalvikの最適化を行い、処理を高速化しました。
・カーネルメモリの管理を強化し、アプリの切替を高速且つ滑らかにしました。

●新技術
・New media framework (Stagefright)により、
　ローカルファイルのプレイバックとHTTPのストリーミングをサポートしました。
・OpenCoreをサポートしました。
・Bluetoothの機能を拡張しました。
・カーネルのバージョンアップにより、
　RAMが256MB以上の場合HIGHMEMをサポートしました。
・SDIOのスケジューリング（？）とBTの改良をしました。

●新しい開発者向けサービス
・アプリの自動アップデートが可能になりました。
・開発者はアプリのエラーレポートを受け取れるようになりました。

●新しい開発者向けAPI
・アプリケーションがSDへインストールできるようになりました。
・ポリシーマネージャーにより、
　root必須のアプリが安全に利用できるようになりました。
・アプリのバックアップとリストアが出来るようになりました。
・OpenGL ES 2.0をサポートしました。

これだけ書くと
「いったいどういうこと？」
と突っ込まれそうですが・・・

一般ユーザーから見た場合は、
Android2.1に比べて

・アプリなどの動作が速くなった（2～5倍）
・ウェブ上のJavaScriptの実行速度が速くなった（2～3倍）
・Flashが見れるようになった
・デザリングができるようになった
・アプリの自動更新ができるようになった

といったところでしょうか。

もちろん、アプリ開発者としてはできることが増えて
いろんな新しいアプリを作れるようになったのはメリットですね♪

追記）Android2.1と Android2.2 の パフォーマンス の 違い